LinnoEdge

LinnoEdge
Works 一覧へ
Works — BtoB SaaS Development

見えなければ、
動かせない。

テレアポ組織向け KPIモニタリングダッシュボードの開発

テレアポSaaS Next.js TypeScript PostgreSQL スコープマネジメント
32人日
KPIモニタリング画面の
開発工数(スコープ整理後)
4
全体・案件・担当者・日で
リアルタイム可視化
2.5
SLA上限として設定し、
SQL最適化で達成
Context

数字はあった。
つながっていなかっただけだ。

テレアポ(電話によるアポイントメント獲得)チームの成果は、毎日数百件の架電履歴として積み上がる。架電数・アポ獲得率・案件ごとの転換率——数字は存在する。

問題は、それが「見える化」されていないことだ。

マネージャーはExcelを開き、今日の状況を手で集計する。アポインターは自分の達成率を把握できないまま次の架電に向かう。「誰が、どの案件で、今日どこまで届いているか」を瞬時に把握できるシステムを求める声は、どのテレアポ組織にも共通している。

数字はあった。つながっていなかっただけだ。

Challenge

「シンプルな要望」が、
週単位の停滞を生む構造

このクライアントのテレアポ組織は急速に拡大していた。アポインターが増え、案件が増え、担当者ごとの目標管理が属人化していた。「組織全体で何%達成しているか」と「誰がどの案件で今日何件こなしているか」——その両方を、同じシステムで見たい。それが要件の出発点だった。

もう一つの課題は、構造だった。クライアント→元請→中間2社→Linnoedgeという4社をまたぐ商流では、要件の確認1つで複数の承認ラインを通過する。「シンプルな追加要望」が、週単位の停滞を生む。その構造の中で、開発を遅らせないコミュニケーション設計が必要だった。

Craft

設計思想と、
技術的判断の背景

設計の出発点は「どこで見ても、速く動く」画面だった。

テレアポのアポインターは架電の合間にダッシュボードを確認する。2.5秒以上かかれば、それは「使えない」に等しい。SLAを2.5秒以内と定め、SQLクエリの最適化を最優先課題に置いた。

開発過程で、レスポンスタイムは2.69秒まで膨らんだ。0.19秒の差がSLA違反になる。インデックスの見直し、クエリの分割、キャッシュ戦略の再設計——「動く」から「使える」への最後の1マイルは、技術の詰めの作業だった。

「何を作らないか」を決める判断

ただ、一番難しかったのは「何を作らないか」を決めることだった。

当初の要件にはクロス集計機能が含まれていた。案件軸×担当者軸を組み合わせたマトリックス表示——ユーザーには便利に映る機能だ。だが実装工数は膨大で、5月末の納期に対してリスクが高すぎた。チームで協議し、クロス集計をスコープ外に戻した。「今必要なものを確実に届ける」——その判断が、プロジェクトを前に進めた。

アポインター向け

「今日の自分」が
10秒でわかる

「日軸」と「担当者軸」のタブで、自分が今日何件架電し、何件のアポイントを獲得し、案件ごとの達成率が何%かを即座に確認できる。次の架電に集中するための「現在地確認」が、10秒で完了する。

マネージャー向け

Excel集計の時間が
不要になる

「全体軸」ではチーム全体の今日の達成状況を一覧できる。「案件軸」では、どの案件に工数が偏り、どの案件が達成率を下回っているかを把握できる。週次レビューに費やしていたExcel集計の時間が、不要になる。

経営・チーム全体

月間の傾向が
一画面で見える

「日軸」の月次トレンドビューでは、直近30日の日別アポ獲得数の推移と、月間ランキングを一画面で確認できる。「今月のチームがどう動いたか」が数字で可視化され、月次レポートをそのまま出力できる。

Change

数字で見る、Before → After

BeforeAfter
KPI確認Excelを手動で更新・集計ダッシュボードをリアルタイム参照
担当者の自己確認上長に確認が必要自分でタブを開いて即確認
案件別の偏り把握週次のミーティングまで不明「案件軸」タブで随時確認
応答時間基準なしSQL最適化でSLA 2.5秒以内に
「スコープの判断が明確だったので、何を優先すれば良いか常にわかっていた」とクライアント側の担当者は話す。数字が見える環境が整うことで、チームの動き方そのものが変わっていく。
※ 引用文は2026年5月末納品後に実際の言葉に更新予定
Tech Stack

使用技術

Next.js Next UI Pro TypeScript PostgreSQL Tailwind CSS

似た課題を、抱えていますか。

まず30分、話してみてください。

まだ相談する段階じゃない、という方へ。

オフショア開発 選定チェックリスト(無料DL) →