本当に効果が出るのか
最初にお渡しするのは提案書ではなく「成果指標」の整理です。何が動いたら成功で、何が動かなかったら撤退するか。この線を最初に引きます。
AIエージェントが自律的にコードを書き、レポートを生成し、業務を回す時代になりました。開発コストは4分の1になった。それは事実です。
でも、50代の営業所長は項目名が変わっただけでシステムを使わなくなる。電話をかけてフォローして、隣に座って教えて、ようやく動き出す。AIが賢くなっても、この泥臭さは変わりません。
だから、AIに何を任せて、どこは人間が判断するのか。その線引きの設計が、今いちばん必要なことだと考えています。
その設計を、30分で一緒に始めるのが、リノエッジの「壁打ち」です。壁打ちの後に、ラボ型開発が必要になる方もいれば、研修だけで十分な方もいます。まず話してみませんか。
AIは「使うもの」から「一緒に働くもの」に変わりました。Claude Code、Cursor、Microsoft Copilot——AIエージェントが自律的にファイルを読み、コードを書き、業務を判断する時代です。
問題は「AIを使っているか」ではなくなりました。「AIにどこまで任せるかの線引きができているか」——これが、成果の分かれ目です。PoCで終わらせない。エージェントが実際の業務で動いている状態まで持っていけるかどうか。
ある会社では「水曜はAI以外やるな」と業務命令を出しました。真面目な社員ほど従来の仕事を優先するから、強制しないと新しい働き方に移行しない。結果、各自がClaude Codeで自分の業務に合った自動化を作り始めて、一気に加速しました。強制したから動いたわけではないと思っています。その前に「何をAIに任せるか」の整理があったから、命令が機能した。
別の製造業の会社では、現場に1日張りついて、普段の見積もり画面をそのまま再現してシステムを作りました。モダンなUIにした瞬間に使われなくなる。年齢でくくりたくはないですが、50代、60代の方は画面が変わること自体に嫌悪感を持つ人もいます。
一方で、AIエージェントが効率を30倍にした現場では、別の問題が噴出しました。便利になりすぎたことで商品の仕入れが追いつかなくなった。AIが自動で処理する範囲が広がったことで、人間がチェックすべきポイントが見えにくくなった。
共通しているのは、AIが動き始めた後の設計ができていなかったことです。
業務フローが誰の頭にも整理されていない。判断基準が言語化されていない。AIエージェントに任せる前に、まずそこを整理する必要がある。この「AIの前の整理」を一緒にやれる相手がいるかどうか。それが、動くかどうかの分岐点だと感じています。
こんな光景、御社でも起きていないでしょうか。
AIエージェントを本格的に入れようとしたとき、こんなことが頭をよぎることはないでしょうか。
最初にお渡しするのは提案書ではなく「成果指標」の整理です。何が動いたら成功で、何が動かなかったら撤退するか。この線を最初に引きます。
30分の壁打ちは、そのためにあります。依頼するかどうかは話した後に決めてもらえれば構いません。技術用語を並べた説明はしません。御社の業務の言葉で話します。
だから、小さく始めます。1つの業務・1つのチームで先に動かす。撤退ラインを決めておき、失敗しても傷が浅いように設計します。
御社が今どこで止まっているかによって、壁打ちの後に自然に見えてくる次の一歩が変わります。
以下のどれか、あるいは「今じゃない」「他社の方が合う」という結論に、話の中で自然にたどり着きます。
ChatGPT や Copilot、Gemini のアカウントを全社に配ったが、実際に使っているのは一部の人だけ——このパターンが今いちばん多いです。
まず、配ったツールを誰がどう使っているかを1週間観察するところから始めます。使われていない理由を聞いていくと、ほぼ毎回、ツールではなく業務フローの問題に行き着きます。何を誰が判断していて、どこがAIに任せられて、どこは人間が引き取る必要があるのか。この整理をした上で、「任せる範囲」を1業務だけ決め直します。
稟議を通す前に整理するのは、成果指標だけじゃないです。誰が判断して、誰がチェックして、うまくいかなかったら誰が止めるのか。この役割の設計が先にないと、成果指標を決めても現場は動きません。
撤退ラインを最初に決めておくと、うまくいかなかった場合でも傷が浅いうちに方向転換できます。「やってみないとわからない」という言葉で投資判断をぼかさずに、数字で報告できる状態を稟議前に作ります。
AIエージェントを使えば、以前なら2000万円かかっていた開発規模が、500万円程度で作れる感覚はあります。ただし、それは開発費の話です。現場に定着させるまでの工数は、開発費よりもかかります。
現場に行って、後ろで1日仕事を見させてもらう。どんな画面で、どんな順番で、何を判断しているかを理解する。そこから、AIに任せていい作業と、人が判断しなければいけない作業を切り分けます。
まず測ってみる
壁打ちまでは気が重い、という方へ。御社がいま動くべき状況なのか、どのくらいコストが変わるのか。その場で測れる無料ツールを2つ用意しています。結果を持って壁打ちに来ていただくと、話が早く進みます。
AIに投資した。でも現場が使っていない、成果が数字で見えない——その原因はAIの性能ではないことがほとんどです。30分の壁打ちで「いまどこで止まっているか」を聞いて、次の一歩を一緒に考えます。提案書より先に話します。

今、自分の会社をAI実装の実験台にしています。経営のほぼ全部をAIと組んで回す試みを始めて数ヶ月。一日の仕事でAIを使わない時間の方が少なくなっています。
何が動いて、何が動かないか——自分たちで先に試して、先に失敗してから御社に持っていく。それが原則です。

内田伸(うちだ しん)
COO / 研修プログラム設計者
IT業界35年以上。医療システムから始まり、ネスレ・メルセデスベンツ・エコリング・OCN など大手企業のシステム開発を経て、現在はAIを組み込んだ業務設計・システム開発のプロデュースを担っています。
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